第15回 下水道マンホール蓋
行田町会エリアも下水道が敷設されつつあることから、じっくりとマンホール蓋を眺めながら歩いて気づいたことがあります。行田町会全域は、分流方式で汚水と雨水が別々に処理されています。家庭から出る汚水は、下水道(汚水管渠)に接続され高瀬下水処理場で処理して東京湾へ放流、雨水は下水道(雨水管渠)に接続して河川(長津川)に繋がっています。
下水道がある区域には、「おすい」「うすい」を明記したマンホール蓋が必ずあり、いろいろなデザイン柄を楽しむことができます。
このデザイン柄は市町村である自治体ごとに特色があり、特産物、催事、景色、生息動植物など、その地域でしか見ることのできないマンホール蓋であり、船橋市は江戸時代に船橋の海運で活躍した「五大力船(ごだいりきせん)」と右端側には「市の木」とされている「サザンカ」がデザインされています。
最近、このマンホールデザイン柄を下水道についての理解や関心を深めてもらうために、2016年4月より下水道広報プラットホーム(GKP)が発行する無料で貰えるマンホールカードが人気を呼んでいます。
By hiroyan