街角の一輪
「街角の一輪」では『ぶら~り歳時記』の投稿と合わせて、塚田地区に咲いている花々のワンショット画像を、花ことばとともにお届けします。
(2023年9月より毎月一回掲載)
※花の画像をクリックすると拡大表示します。
- 花の名前:白粧花(オシロイバナ)
- 花ことば:「臆病」「恋を疑う」「内気」
- 撮影日:2025年10月2日
- 撮影場所:行田ユニライフ公園、町会内周辺
- コメント:オシロイバナは、夏から秋にかけて、華やかな色のロート状の花を無数に咲かせる熱帯アメリカ原産の多年草です。
花弁がなく、花に見える部分は華やかな色の萼(がく)で、赤・ピンク・白・黄色などの単色のほか絞り咲きや染め分けがあり、1茎から異なった色の花が咲きます。夕方から咲き始めるため、別名ユウゲショウ(夕化粧)とも呼ばれています。
また、花の後に黒い種子ができ、なかには白い粉(胚乳)が詰まっています。これが化粧に使うおしろいの粉に見えるため、オシロイバナの名前の由来となりました。草全体、実や根っこの部分にはトリゴネリンという毒の成分が含まれ、中毒症状には嘔吐や腹痛などがあります。種を割って、白い粉を取り出して化粧遊びをするのはおすすめできません。
- 花の名前:菊(キク)*秋菊
- 花ことば:「高貴」「信頼」「高潔」「高尚」全般、色による花言葉あり
- 撮影日:2025年11月19日
- 撮影場所:町会内庭木、行田公園、長津川親水公園 等
- コメント:気品ある姿形や日本の皇室の紋章として使われていること、また薬草として不老長寿の象徴とされていたことに由来し、3000年以上の歴史があります。日本でつくられた品種を「和菊:大菊・中菊・小菊」、欧米で生まれた品種を「洋菊:マム」と呼び、200種類以上の品種がある花です。草丈30cm~1m程度の高さにまで成長し、楕円型の花びらが密集した花姿です。
黄・白・ピンク・オレンジ・紫・赤などさまざまな色で咲き、9~11月頃に見頃を迎えます。近年では品種改良によりさまざまな色・形の美しい品種が流通しています。
菊の主な薬効は、解熱、鎮痛、消炎作用があり、菊花を使った漢方薬には、「釣藤散(ちょうとうさん)」「杞菊地黄丸(こぎくじおうがん)」「清上ケン痛湯(せいじょうけんつうとう)」などがあり、特に頭痛、めまい、目の充血やかすみといった症状に用いられます。
- 花の名前:篝火花(カガリビハナ/シクラメン)
- 花ことば:赤「嫉妬」、白「清純」、ピンク「憧れ」「内気」「はにかみ」
- 撮影日:2025年12月20日
- 撮影場所:町会内個人宅、公園 等
- コメント:冬に咲くシクラメンは和名が篝火花(カガリビバナ)、牧野富太郎博士がある貴婦人が篝火のようだと言ったことから命名し、燃えるような華やかさで人をひきつけます。
北アフリカから中近東、地中海沿岸地方が原産のサクラソウ科シクラメン属の球根性多年草で、明治時代に渡来し、たくさんの品種やいろんな色や形が楽しめます。
花期は10~3月ごろで、葉と対になって長く伸びる花茎の先に、5枚の花びらが反り返った花を下向きに咲かせます。花の中央には、雌しべが1本、雄しべが5本つきます。
シクラメンには「シクラミン」と呼ばれるサポニン配糖体が含まれていて、特に球根部分に多く含まれています。シクラミンは、口から摂取されると消化管の粘膜を刺激し、嘔吐や下痢などの急性の胃腸炎症状を引き起こすことがあり、皮膚に触れると炎症を引き起こすこともあるので、剪定や植え替えの際には注意が必要です。
- 花の名前:寒木瓜(カンボケ)
- 花ことば:「熱情」ボケ全体では「先駆者」「指導者」「平凡」「早熟」
- 撮影日:2026年1月20日
- 撮影場所:町会内個人宅、公園 等
- コメント:寒木瓜(カンボケ)は、バラ科ボケ属の植物で通常のボケ(春に咲く)よりも早い11月頃から翌春にかけて咲き、冬から少しずつ咲かせる花が増えて、早春になると枝いっぱいに花が咲き、葉も出そろってきます。花形は直径2~5cmほどの大きさで、ウメやサクラにも似たバラ科特有の花弁5枚、葉の形は楕円形で葉の縁にはノコギリの歯のようなギザギザがあります。
また、五弁の花を模った「五つ木瓜(いつつもっこう)」は、土岐の戦国武将、織田信長の家紋です。
果実は、洋梨に似た形で香りが良く、クエン酸、酒石酸、リンゴ酸などの有機酸類と果糖が含まれていて、果実酒やジャムを作ることができます。漢方の世界では疲労回復や利尿効果が期待できると言われ、乾燥させたものが「木瓜実(モッカジツ)」と呼ばれています。
- 花の名前:仏の座(ホトケノザ)
- 花ことば:「調和」「輝く心」「小さな幸せ」
- 撮影日:2026年2月5日
- 撮影場所:田んぼや畑、畦、道路脇など身近な場所
- コメント:ホトケノザは、春に紫がかった桃色の花を咲かせるシソ科オドリコソウ属の野草で日本全国に広く分布しています。仏様が座る蓮華座のように見えるところから「仏の座」と呼ばれるようになったというのが名前の由来で、「サンガイクサ(三階草)」という別名も持ちます。
春の七草の「ホトケノザ(コオニタビラコ)」とは全く別の植物なので注意してください。花は、シソ科特有の唇のような形をした唇形花(しんけいか)で、昆虫が蜜を求めて下の花びらに乗ると、花が開く仕組みです。また、花を咲かせずにつぼみの状態で受粉を済ませる閉鎖花という特徴があります。種にエライオソームという脂質や糖質があり、それを好むアリに運んでもらうという方法とこぼれ種という地味な方法で繁殖します。
日本ではホトケノザに毒性はありませんが、食用には不向きとされ、葉にはイリドイド配糖体という成分含まれていて抗酸化作用、細胞修復作用、解毒作用が期待できるそうです。
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琴線に触れる・・・シャシン(写心)!
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「琴線に触れる」とは、物事に感動する心の奥の心情を表すものとして比喩的に用いる言葉です。
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