第11回 船橋高架水槽と供給先 2月

船橋高架水槽1

 この行田にある船橋高架水槽は、一度見ると誰もがそばに行って確認したい気持ちが湧くのではないでしょうか。
 夕暮れ時の薄暗くなる中、住宅街に忽然と降り立った宇宙から来たUFOと思わせるような形は、「水の神殿」と言っても過言ではありません。そして、もしかすると本当は地球最後の日に宇宙に脱出する宇宙船、またはマチュ・ピュツのような古代遺跡であれば・・・と空想する自分がいます。

船橋高架水槽2

 昭和36年に建設され、貯水量は5000㎥、上部タンクを支える16本の柱は支柱で水は流れていません。水は中央の太い柱内部を流れています。ここから配水されるエリアは国道14号線から海側の船橋市〜市川市の市川インターあたりまでの地域だそうです。
 現在でも、停電時には貯水しているタンクから自然に配水ができ、非常時のメリットもあるので60年以上も稼働しています。

By Hiroyan