第2回 松島八幡神社

松島八幡(鳥居・本殿)

松島八幡神社は、塚田駅周辺の松島と呼ばれる地区の農家の鎮守として大切にされてきた神社で、正式名称を「前貝塚八幡神社」といいます。
祭神である八幡神は元々大漁旗を意味する海神といわれ、誉田別尊(ホンダワケノミコト ー 第15代 応神天皇の化身)です。

松島八幡神社:手水舎
手水舎

八幡宮・八幡さま・八幡社とも称される八幡神社は総本社である大分県宇佐市の宇佐神宮の他、全国に約44,000社あるそうです。ちなみに宇佐神宮と、石清水八幡宮(京都)・筥崎宮(福岡)の三社で日本三大八幡宮と呼ばれています。

松島八幡神社:狛犬
狛犬

昔に比べると簡素化されてしまいましたが、松島八幡神社では新嘗祭や御武射(おびしゃ)などの行事が現在でも行われています。
奥にある本殿は昔ながらの茅葺屋根で、境内には200年近く前の子安大明神や庚申塔などの石碑があります。

松島八幡神社:子安大明神
子安大明神
松島八幡神社:本殿
茅葺屋根の本殿

創建年等は明らかでなく、船橋市史によると神明神社(前貝塚町793)の末社とあります。境内には数百年を経た椎の古木が数本生い立ち、年代の古さを偲ばせています。

松島八幡神社:樹木
椎の古木

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