街角の一輪
「街角の一輪」では『ぶら~り歳時記』の投稿と合わせて、塚田地区に咲いている花々のワンショット画像を、花ことばとともにお届けします。
(2023年9月より毎月一回掲載)
※花の画像をクリックすると拡大表示します。
- 花の名前:金木犀(キンモクセイ)
- 花ことば:「謙遜」「真実」「気高い」
- 撮影日:2024年10月26 日
- 撮影場所:町会内全域の庭木
- コメント:金木犀(キンモクセイ)は、秋に甘い香りを漂わせながらオレンジ色の小花が開花するモクセイ科の常緑樹で、開花時期は短く咲いてから1週間ほどです。命名者はNHK連続テレビ小説「らんまん」の植物学者の牧野富太郎博士で、学名にもMakinoの名があります。
花は食用にもなり、遠くまで香りが届くことから古くは「千里香」とも呼ばれていました。香りの主成分は、「β-イオノン」「リナロール」「γ-デカラクトン」「リナロールオキシド」「cis-3-ヘキセノール」などであり、リラックス効果、ストレス解消効果があるといわれています。花を乾燥させた桂花茶(けいかちゃ)や白ワインに漬けた「桂花陳酒」などがあります。
- 花の名前:枇杷(ビワ)
- 花ことば:「温和」「内気」「治癒」「密かな告白」
- 撮影日:2025年2月1日
- 撮影場所:塚田公民館前、町会内庭木
- コメント:ビワは、バラ科ビワ属の常緑高木で、冬に白くて小さな花を咲かせます。また、皮のように厚く固い葉を持ち、枝の先端にオレンジ色の軟毛のある果実を複数実らせます。
中国から伝わった「枇杷」は、日本の楽器の「琵琶」に葉や実の形が似ていたので、日本語読みは「ビワ」です。葉を煎じたものが、咳止め、利尿剤などとして民間療法に使われ、患部に葉を直接貼ったり、お灸の下に敷いて使いました。
ビワの鎮痛効果のもととなる成分は、「アミダクリン」と呼ばれ、最近の研究によると、がんの治療や血液浄化の効果もあることがわかってきた成分です。
- 花の名前:寒芍薬(クリスマスローズ)
- 花ことば:「慰め」「私の不安を和らげて」「私を忘れないで」「中傷」撮影日:2025年3月13 日
- 撮影場所:広瀬副会長自宅
- コメント:クリスマスローズの花に見える部分は、実は花びらではなくガクです。そのため、ガクは散って落ちることがないことから、受験を応援してくれる「合格」という花言葉もあります。
キンポウケ科のクリスマスローズ自体は、ヨーロッパや西アジアが原産のノイガーという品種名で、一般的に流通しているクリスマスローズはクリスマスの時期には開花しませんが、ノイガーはクリスマスの時期に開花します。
クリスマスローズ全体には毒があり、根や茎・葉の汁が皮膚に触れてしまうと炎症を起こしたり、かぶれてしまうことがあります。毒は、主にサポニン・ヘレブリン・プロトアネモニンであり、この成分は敏感肌の人やアレルギー体質の人にとっては特に注意が必要です。
街角の一輪:アーカイブ
琴線に触れる・・・シャシン(写心)!
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「琴線に触れる」とは、物事に感動する心の奥の心情を表すものとして比喩的に用いる言葉です。
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